シマリスのお部屋

元国語の先生が教育のことについて本気で考えていくよ。

これからの教育について考えよう

 教育は一番リターンが大きい投資だと言われます。そしてみんなが必ず通る道です。

 そして今、教育界は大変革期を迎えています。じゃあ、これからの教育ってどうあるべきなのか、真面目に考えてもいいんじゃない?

 

そこで、この記事では私がどんな教育を望むのかを考えていこうと思います。

 この記事を発端として、コメント欄で議論が沸いてくれたらうれしいですね。

 

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1、書を捨てよ。町へ出よう。

 

 あなたの夢は、なんですか?

 教師をしていた時、進路指導に困りました。やりたいこと、ない。何も好きなことがない。ソシャゲだけやっていたい。あえていうならyoutuberが憧れです。

 

 ......ですよねー。

 

 本当は、君が思っているより世界はとっても面白い。起業して自分がビジネスを回して解決する。自分が新しい職業を作る。プログラミング、農業、広報人事、やってみると全部やりがいがあって、勉強が楽しい。

 勉強が楽しいっていうといやーな目で見られたものですが、本当に楽しいんですよ。

 

ということを伝えたかったけれど、それには限界がありました。学校で教科の勉強をやっているうちは、どんなに頑張っても限界があります。

 

だから、書を捨てよ。町へ出よう。というのが私の教育のコンセプトです。

校外学習として、まずやってみる。中学生がやるような総合の体験学習なんてちゃちなものじゃなくて、実際に弟子入りする勢いで学んでくる。

そして学びを学校に持ち帰って、みんなと共有すればいい。

学校はホームです。自分の意見を言えて、自由に物事を考える場です。午後の時間を使って形成した自分の個性を受け入れてもらう場です。そして友達から新しい世界を教わる場です。

 だから午前中は自分の学びを言語化する授業を取り入れる。英語で発表したり、国語で自分の思いを論理的に書いたり、理科で研究レポートを作成したり。

 みんな違ってみんないい。私も面白いしあなたも面白い。個性を作る、多様性を認めるってそういうことでしょう。

 

 ここで問題になるのは基礎学力。AIが暗記と計算を肩代わりするとしても、人間は知らないものはググれない。年号の暗記から解放されても、やっぱり社会の仕組みや経済の歴史、文化の流れは一通り抑えておかないと、これからの未来を生きる時に応用が効かない。それは歴史だけではなく全教科同じはず。やっぱり概念理解は外せない。

 

 そんな未来の教育のためにぴったりの教材があります。それがすららです。

 

2、すらら とは

 

surala.jp

 

 巷で流行りのe-learning。授業の要素である問題の解き方、演習、答え合わせが全部一人でできる新しい教材。場所や時間を選ばないので、家や学校の自習時間で学びを完結できます。

 某予備校の先生が配信する授業動画を配っても生徒はやらないでしょう。予備校の先生の授業自体は素晴らしいものです。しかし興味のない動画を5分以上見られるでしょうか。生徒にとってもっと面白い動画は山ほどあるのに?

 そこでゲーム型のe-learningが生まれました。問題が流れ、選択肢を選べば勝手に採点をしてくれ、合っていたら報酬がもらえます。ゲーミフィケーションってやつですね。しかし、結局のところ紙の問題集と変わりません。むしろサクサク進みすぎて、考える時間が奪われると言えるでしょう。

 一番の問題は、先生の目がなくなってしまう分緊張感がなくなり、やらなくなる危険性が高いということです。確かに今時のe-learningは先生が管理できます。Aはここまでやって、Bは昨日サボった。丸見えですので、翌日宿題をサボった子を叱ります。

 だけどそんなの地獄じゃないですか?常に見張られている恐怖。やらなければという義務感。熟練の先生たちによる、興味を惹かせる工夫でいっぱいの授業の方が受けていて楽しいし、効果は上がるでしょう。

 

 すららの教材は既存の教材のいいとこ取りです。解説を少し流して演習を解き、またすぐに次の解説が流れる。まるで授業を受けているような学習内容となっています。もちろん先生たちが話すような小ネタもたくさん。できたら星がもらえるというゲーム性よりも、学習内容が楽しいと思える仕掛けとなっています。

 さらに嬉しいのはAIによる独自のカリキュラム。一斉授業だとわからない子とわかる子の差が激しく、どちらにとっても退屈な時間となりがちです。すららのAIはその個人差を読み取ってくれます。わからないときはつまづいているポイントまで戻ってくれますし、わかっている子には余計な問題は出しません。その子にぴったりの演習量を出してくれます。

 

 これなら続きます。偏差値30からぐんぐん上昇と、確かな実績もありますので塾入らずです。理解にかける時間だって短縮できます。まさに未来の教材だと思いませんか?

 

未来の教材、すらら。中高生でなくとも、ちょっと気になりません? 

 

surala.jp

 

 まとめ

 もしかしたらすららだけでは続かないかもしれません。なんのために勉強するのか。子供が明確に言語化できていないと、先生なしの学習は難しいです。

  しかし、だからこそ校外学習です。実際に農業をやったら化学に興味が湧いた。会社で広報誌を書いて、国語が学びたくなった。一旦子どもの心に火がついたら、むしろ先生はいりません。

 すららはそのための道具です。どうです? 夢が広がってワクワクしませんか?